佐賀県10年経験者研修にて「こども哲学」の授業!


本日、佐賀大学で開講されました「佐賀県教員10年経験者研修」にてこども哲学の授業を担当してまいりました。


学校教育における情報モラル育成についての授業の中で、

モラル育成に「こども哲学」の要素が活かせるのでないか。


とのことで、佐賀県の教員の先生方に恐縮ながらお話をしてまいりました。

やはり、学校の先生たち。大変興味深く聞いていただきました。


ある小学校の先生は、

「道徳の授業をする時に、分かりましたか?と聞くと、みんなハイと言うんです。

でも、何かこれではダメなんじゃないかと考えているところでした。

子どもたちに聞いて、考えさせるステップを踏んでいませんでした。

今後の授業に生かしていきます」


とお話をいただきました。


例えば道徳の授業で教えたことをテストで問うたとして、

100点をとったからと言って、その通りに行動できるか否かはまた別の話です。

結局は、行動そのものが道徳であり、知っていることではないわけです。


先生たちに「やさしさって何?」というテーマについて哲学対話を実践していただきましたが、ふと立ち止まって考えるとなかなか出てこなかった。

という意見がありました。


でも、私たち大人は「やさしくしなさい!」と子どもを叱ります。

確かに、やさしくするのは必要ですが、そもそもやさしさとは何なのか考えることも重要です。

先生たちの中では、やってあげる優しさだけではなく、やってあげない優しさもあるという意見もありました。子どもの成長を望めばその通りです。


単に優しいという言葉にも色々な価値観や定義付けが存在します。

優しくしなさい!という指示命令よりも、優しいとは何か?そう子どもたちに問うていくことが、結果的に「やさしさ」を行動に移せる力に繋がっていくのかもしれません。


本日は、先生たちの様々な視点からの意見交換で、

大変こちらも勉強になる機会となりました。


学校の先生方、ありがとうございました!

教員の先生方の中におへその保護者さんが・・・それも面白い経験でした(笑)


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